銀幕時代の映画本買取ります「若大将グラフィティ」加山雄三
投稿日:かつて映画が銀幕と呼ばれた時代
かつて映画は銀幕と呼ばれていました。「スター」という言葉が死語ではなかった時代です。今みたいに自分を投影できる等身大のアイドルではなく、天井に輝いて決して手の届かない星を皆が羨望の視線で見上げていました。銀幕の銀は銀河の銀なのではないかと店主は思います。 店主は流石にリアルタイムの世代ではないですが、日本の映画が元気だった時代の作品は大好きです。
天使のように無邪気な悪魔の金子信雄
「仁義なき戦い」を初めてみたときは本当に驚きました。西洋的な悪魔を代表するのが「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じたジョーカーならば、東洋的な悪魔を映画において遺憾なく表現したのは「仁義なき戦い 代理戦争」で山守義雄を演じた金子信雄でありましょう。自分が大事、自分が愛するものが大事、幸せが至上の価値。これを突き詰めると周囲の人間を道具としか見なくなる。さらにそのことを自明としか思わない。天使のように無邪気な悪魔がコメディー調で描かれているのが本当に怖かった。
銀幕時代の映画本買取ります
今回紹介した若大将こと加山雄三の研究本「若大将グラフィティ」の話にまったくならなくて申し訳ないのですが、全然見たことがないのでしょうがない。とうか店主は「映画秘宝」系でして、さすがに加山雄三にはあまり興味が・・・ この本を見ていると加山雄三が本当に輝きを放っていて、女の子にキャーキャー言われる理由がよくわかって、若干むかっ腹が・・・(以下自粛) 若大将の健康的な光が不健康そのものの私には眩しくて、腹が立・・・(以下自粛) まあ、モテナイ男というのはいつの時代もそういうもんです。
50-70年代の映画本全般買取ります
何の話をしているのか全然分かりませんが、50-70年代位の映画の本を当店では扱います。日活や大映の古い日本映画や、マカロニ・ウエスタン、東宝特撮や海外SFの当時の本・研究本など当店の得意分野です。