「日像上人―劇画宗門史」ニッチな伝記漫画はニッチに需要あり

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日像上人―劇画宗門史 藤井寛清
日像上人―劇画宗門史 藤井寛清
絵柄は忍者武芸帳風です。初期白土三平に似ています。

世の中にはいろいろな世界があります。それで一般には知られていないけど、その分野ではよく知られていて、偉い人がいます。 日像上人という人はウィキペディアによれば、日蓮宗開祖・日蓮の命令により京都で布教するも、調停と衝突し追放。最終的には許されて武士の信仰を集めたとあります(かなりザックリですが・・・) ただ、このウィキの説明も短いです。 有名な人物なら、おおよその即席はネットで分かるもんですが(正確さはどうあれ)、やはり、ニッチな人物の詳細な情報となると書籍頼りですね。 ただ、ニッチ過ぎてメジャーな出版社ではなかなか出版がありません。学術書なんかは別なんでしょうが。 『日像上人―劇画宗門史』は日蓮宗新聞社から出されています。作者の藤井寛清上人は日蓮宗の京都・十乗院のご住職。この手のかなり専門的な人物の自伝漫画は、縁の団体から結構発行されていたりします。

作者の藤井寛清上人。2012年段階ですがなんと現役で執筆されているようです。
おぼう様のお口から「里中満智子」という言葉を聞くと、なにか新鮮です。
日蓮宗の歴代上人の伝記を作るための資料集めの苦労など話されています。
北海道まで行かれたそうです!

一般には知られていないので、そう欲しがる人はいないのでプレミアというほどではありませんが、関係者向けに一定の需要があります。珍しい伝記漫画などございましたら、是非当店にお売りください。

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